メモリーラベル 妊娠・出産・子育てブログ

アラフォーママの妊娠・出産・子育てめも

切迫早産になって上の子もいて保健センターに妊娠面談(ゆりかご面接)に行けなかった話

要約:最終的にzoomでやった。

 

役所に妊娠届を出したら大体どこの自治体も保健センターに面談(ゆりかご面接)に行かなければならない。

いや行かなくてもいいんだけど、そうしないと1万円の子育てクーポン券がもらえない。

 

でも別に大した話をするわけでもないんだから妊娠届を受理する区役所でやってくれよ感はある。縦割り行政ってやつなんだろうけど。

とにかく我が区の保健センターは辺鄙…というか私の生活圏から若干行きづらい場所にあり、平日しかやってない。

 

しかも2人目。

1人目の時はまだコロナ前で出社していたので、会社の帰りに遠回りして保健センターに寄ったのだが、本当に大した話はなかった。

中の資料を読めばわかることを何故音読されるのか。でも子育て系行政サービスってそういうことが多い気がする。

いや資料渡しても読まない人はいるだろうし、不安や事情を抱える妊婦さんをキャッチするためなんだろうけど…

 

時短勤務でリモートワークが主体になった今でも勤務が終われば子どもの迎えに直行しなければならないし、妊婦健診やつわりの体調不良でも休むのに、更に保健センターに行くために休むのは気が引けた。

有給休暇を産休前に消化する予定で1ヶ月程度早めに休みに入れるので、この期間に入ったら行くか…と思い先送りにし…

 

休暇突入と共に切迫早産で安静指示が出た。

 

まじかよ…というかんじだった。

クーポンもほしいし行かないとできなそうな手続きもあるのに…

 

手紙が何度か届き、担当者から電話も来た。

事情を説明するとわかってくれたようなのだが、向こうも仕事なので来て欲しいとしかならない。困ってしまった。

そして…

出産月に突入、タクシーで行く手もあるがそうするとクーポン1万がほぼ消えてしまうため、もうほぼあきらめていた。

そこにいつもの担当者からの電話があり

 

「zoomでオンライン面談できますけど希望しますか?」

えっ

早く言ってよ!!!!

そんなことしてくれるの!?

zoom面談の日付や申込は書面で交わす(約1週間)というはよメール対応してくれって感じの役所対応だったが、すごい進歩だと思う。数少ないコロナ禍の陽の側面てやつだ。

zoomの会議IDや入室パスワードは郵便で届いたが、結局それで繋がらず、会議が始まるまで30分を要して結局再発行してたが、まあ些事だとしよう。

あと時間40分て言ってたので個人の無料版に切り替えたのかな?

 

そんな感じで、つつがなくオンライン面談終了。2回目なので前回よりかは有益な面談になったかなという気もする。

オンライン面接はそんなに件数やってるわけでもなく、最近やり始めたっぽいことも言っていた。

もし保健センターまで赴くことが難しい、切迫早産等事情がある妊婦さんはオンライン面接の相談をしてみてはいかがだろうか。

出産4日前に訪問美容師を利用した切迫早産妊婦の話

結論:もっと早く頼めばよかった。

 

ずっと美容院に行きたかった。

しかし2ヶ月前に切迫早産、安静を言われた私の体力の衰えとお腹の張るスピードはすさまじく、通いつけの徒歩10分の美容院にも行ける気がしなかった。

 

いや行けるかもしれないけど、冬という季節柄もあってかこの第二子妊娠中は1人目の時よりも肌の荒れが酷くて化粧ができない。

産後キラキラ期が来て良くなるだろうし、乾燥は春になったらマシになるだろうと産科で処方してもらったヒルドイドだけを頼りにここまで歩んできた。

家の中はそれでいい。旦那はそう言ったことに文句を言うタイプでもない。

ただ病院の健診時に寄るトイレで明るい大きな鏡に映る自分を見ると愕然とすること数回。

誰だこの異世界おじさん。

 

妊娠中なのでデブっているのもあり、乾燥で肌がボロボロしわしわだし、髪も伸び放題で白髪も増えてるしなんかもう見た目が辛い。鬼婆か?

 

行きつけの美容院はカット時にマスクを外すタイプの店。でかい鏡に映る異世界おじさんを見つめる数刻は想像するだけで苦痛だった。あとシャンプー台とか腹がつらそう。

 

そんなわけで出産予定日まで1週間を切ったのに私は落武者かという出立ちだった。心も荒む。

それを旦那にこぼしたところ、パパッと検索してくれたのが今回の訪問美容師さんだった。

 

ていうか、特に宣伝でもないけど「くらしのマーケット」というサイトだった。

全然知らない世界だったけど、美容師は基本営業許可を得た店舗でしか作業できない。けど介護が必要な人や私のような妊婦など事情がある場合は家に訪問してカットなどの施術ができるらしい。

ただ心配性な私は知らない人を家に上げるのはどうだろう?そもそも信用できるのかこのサイトや口コミは…と思い、しばらく考えるのをやめた。

が、出産予定日が目の前に近づいてきており、出産前後は嫌でも写真を撮る機会が多い。しかもそれはやたら共有されことあるごとに掘り返されずっと見られる。肌はどうしようもないがせめて髪はどうにかしたい。

覚悟を決めて同じような状況の妊婦さんからのレビューが多い美容師さんを予約した。

予約はあっさり決まり、翌々日の朝に美容師さんはやってきた。

 

n=1の話なので他はどうしてるのか知らないけど、美容師さんをリビングに通すと、そこにビニールシートを敷き、我が家の椅子を置いて、あとは普通の美容室と同じようにタオルとケープをかけてカットしてくれた。

終わるとビニールシートを畳み、床に落ちてた毛をコロコロで掃除してくれた。

セミロングをボブにするくらいのカットで30分5500円。

あっという間に終わった。

 

どちらかと言えば実用寄りの需要が大きいためか、見た目としての髪型より機能性重視で話が早かったのもありがたかった。目立つ白髪も切ってくれた。

主人も「きれいになったね」と褒めてくれた。嬉しい。

……なんだ、もっと早く頼めばよかった。

 

乳幼児の育児で美容院に行けない場合でもお願いできるらしいので、子どもが生まれてからまた頼んでもいいな。

もリフレッシュも兼ねて、自分をケアしてる実感て大事だから、肌が良くなって化粧できるようになったら、美容院に行きたい気持ちもあるなあ。

出産後、退院から5日で4キロ落ちて貧血で倒れた話(2020年/初産)

2020年に第一子を産んだ後のお話。

結論:赤ちゃんも大事だけど母体回復が一番大事なのでマジで無理せず授乳以外は寝て、家事とかしないで食事と水分はしっかり取ろう。

___

 

計画無痛分娩でスムーズに出産、メンタルの落ち込みはあったもののストレートに退院。

ここから1カ月主人は育休を取っており、万全の2人体制で育児をするつもり…だった。

 

別に悪いことではないのだけど、衛生病院のヴィーガン食みたいな地味だけど栄養計算された手の込んだ健康食を1週間ほど食べてると家帰って何食べていいのかわからなくなる。

退院した日は寿司とかでパーリィしても、続くわけでもなし。

なんかジャンクなものが受け付けなくなってた。楽しみに買ってあった大好きなチョコも主人が用意してくれたケーキもなんだか食べれなかった。

 

赤ちゃんのお世話は主人もしてくれるけど授乳は自分でやるし、でも2人とも初めての新生児育児にアワアワして、主人がやってない家事が気になってやってしまって止められたり、主人が育児を頑張ってくれる姿に自分もやらないとと焦ったりして、ただ料理を作るほど回復してもいなくて、食事のタイミングとか掴みかねててカロリーメイトとか菓子パン齧ってた。

 

私は幸いなことに大きな病気や入院をしたことなくこの年まで生きてきた。出産は全治2ヶ月の交通事故くらいのダメージがあるらしいのに。

自分がどれだけ休んだらいいのか、どれだけダメージを負ってるのか自覚できていなかった。

痛みが中々取れない。悪露は減ってるのに。

 

流石にまずいと思って退院から4日目、ちゃんとしたごはんを食べたところ、鮮血の悪露が大量に出て貧血を起こす。

とりあえず授乳以外横になってポカリとかゼリー飲料補給で凌いだら少し回復した。

体重測ったら退院日から4日で4キロ減っていた。

休まないといけなかったのだ。

 

そこから休息と食事を重視するようになると、痛みが軽減していくようになった。

やはり基本は怪我みたいなもんだから栄養と休息取らないと回復しないのね…

妹に納豆食え!って言われた。納豆と卵とりんご。確かに準備が簡単かつ栄養がある!

 

ちなみにその後、悪露がずっと酷くて悩んでたけど退院から半月後くらいに、掌サイズの胎盤の塊がドバッと出てそこから徐々に減っていった。

(ビビッて病院に連絡したけどほっといて大丈夫だと言われた)

体調が大分回復して普通の生活が送れてると思ったのは産後3ヶ月くらい経ってからだった。

 

マジ無理してはいけない。

でも初めてのことの限界って中々わからないもので難しい…

東京衛生病院での計画無痛分娩3日目〜退院まで(2020年/初産)

東京衛生アドベンチスト病院での出産記録3。

初産なので1日目に入院2日目に出産。そして出産日を0日として5日後問題なければ退院。

スケジュール的にはそんな感じ。

赤ちゃんの様子

最初赤ちゃんがよく吐いてしまい(初期嘔吐)しばらく新生児室隣のナースステーションにいて、心配してたけど数日したら問題ないってことで新生児室に移動になった。

授乳

1日の中でスケジュールが組まれてる。しんどければパスできる。一回メンタルダメすぎてパスした。

後半は赤ちゃんが起きた時間に連絡が来て行くかどうか選べる。こちらで起こすより赤ちゃんのタイミングの方が機嫌良く授乳できそうなので向かってた。早朝とかに寝てると呼ばれ、ボケた頭で授乳に行く。

母乳とか混合とかそこまでこだわりはなかったけど、入院してる間はプロの母乳外来?の助産師さんがいてくれるのでなんとか両乳で授乳できるようになるよう色々指導してもらった。

赤ちゃん結構マイペースだし、私もあげるのが下手な上、赤ちゃんも飲むのが下手でうまく噛み合わなくて皆スムーズに終わってくのに授乳室居残りみたいになっていくと焦ってしまったりして、メンタルに良くなかった…

食欲

食欲はあるのになんかずっと気持ち悪いの何だろうと思ってたら毎食後に処方されてる薬の副作用の吐き気だった。

ロキソニン始めかなりの量の薬を処方され飲むことになる。

出産翌日に祝膳が出たけど吐き気のせいであまり食べられなかった

痛み

とにかく股が痛い。

会陰切開跡が座ると痛いのと筋肉痛みたいな胸の痛みと悪露のハーモニーと戦っていた。

会陰切開した傷のせいで円座クッションがないとちゃんと座れなくて辛かった。帰りのタクシーでも上手く座れなかった。

しかし出産日の翌日、先生に眠れたなら大丈夫と言われる。確かに後々大部屋に来た人は夜中ナースコールして痛くて眠れないって言って薬追加でもらってたりしてなるほどーみたいな。

泣くと体が痛くなり、授乳が上手くいくと体が軽くなる感じもあった。メンタルの影響も大きい。

産後メンタル

タイミング悪く、出産連絡をしたら子どもの頃からとても良くしてもらってた親戚が亡くなったという連絡を受け号泣。

産後メンタルなのか単純に親戚が亡くなったのが悲しいのか毎日泣いていた。

仕方ないんだけど知り合いとかにも全然会えないしコロナ禍で他の妊婦さんとも会話できないし、意思疎通できない赤ちゃんのお世話しかできなくて(それもそんなに上手くいかず)
早くも育児疲れみたいなメンタルだった。

身内と電話しては延々泣いていた。

空き時間はとにかく睡眠

しんどい身体なのに授乳スケジュールはハードで空いた時間は疲れて寝ていた。

この時役だったのは主人が持ってきてくれたアイマスク+耳栓で、大部屋なので勝手に電気消して暗くできないし、これがあることで日中よく眠れた。

あと皆身体ダメージが酷く疲れてるのもあって夜、女性でも結構なイビキをかく人や夜中にナースコール、呼び出しの声とか聞こえるので耳栓も必須。

デザートビュッフェ

唯一の楽しみかつ自分が人間の女性だと思い出させてくれる場所。妊婦さんだけ利用可なんだけどソーシャルディスタンスで会話不可なのでまあまあの人数のパジャマの女性が黙食する不思議空間。

子供の世話は乳が出る出ない搾乳やるみたいな家畜の気分になってくるし人と会話できないからマジここだけ人のエリア…✨

私が焼き菓子が好きなのもあるし、他の食事があまりにヴィーガン食すぎて味気ないのもあってほんとオアシス…

でも部屋に持ち帰りは禁止だった。

これがあるので家から持ち込んだお菓子はほぼ食べる機会がなかった。

部屋(新館大部屋)

入院前に同じ病院で出産した人のブログ等を読んで差額5000円のこちらがよく勧められていたので選択。

大部屋と言っても各個人スペースは広々としてるし、カーテン締切だし、面会も許可されてない時だったので妊婦さん以外は誰もやってくることなく、基本静かで特に不自由なく過ごせた。

まあ前項目の通り、アイマスクと耳栓は必須だとは思うけど。

一部屋4人だったけど入れ替わりもあり、自分1人だけのタイミングもあった。

コロナ禍の病室は人の気配が薄くてメンタルよわよわになっていた私は逆に寂しささえ感じた。

退院

何も考えず日曜退院にしてしまったけど日曜退院はおすすめできない。できれば平日退院のスケジュールで組んだ方がいいと思う。

担当の先生は土日いないから最終の健診や抜糸が早まるし、精算機が空いてる時間も限られるしスタッフも手薄になってしまう。

 

退院までには大分回復したと思ってたけど迎えに来てくれた主人と並んで歩いたらすごいしんどくてまだまだ回復してないんたなと思い知らされた

 

そして退院後に倒れた話

東京衛生病院での計画無痛分娩2日目(2020年/初産)

東京衛生アドベンチスト病院入院2日目(初産)の記録。

先に結論を書くと無痛でスムーズに産めたし、この病院で良かった!次があってもここで産もう!という良いお産だった。

 

5:00 起床

5時に起こされ洗面準備とかをしてから
麻酔入れてミニメトロを抜く…あと全然気づかなかったけどこの時内診されて破水処置されてたっぽい?
なんかすごいグリグリ内診されてるなとは思ったんだけど…(ここは男の先生だったような?)


ミニメトロ抜いたら麻酔切られる。

そして陣痛促進剤の点滴始まる
お腹がだるいかんじ
しばらくしてちょっとお腹張ってきてるとか

進んでくるの待ちで寝ててもテレビ見てもいいとか言われる

7:40

お腹がちょくちょく張ってくる

7:50

促進剤追加する。お腹すいた。
助産師さんが20分おきに様子を見にくる
その度血圧と体温を測る
NSTのチェックもするんだけど、赤ちゃんすごく元気ですねって何度も言われた

痛くなったらナースコールと言われたけど結局痛みではナースコールしなかったような

8:30

今日担当の助産師さんが
初産なので午前中は痛みがくるのを待った方がスムーズだと言う
麻酔切れたから飲み物OKに

9:00

NSTのグラフに変化が出てきた

9:25

陣痛が定期的になってきた
子宮がきゅーってなる痛み、波がある
10分を切ってる
もうちょっと痛くなったら麻酔入れるらしい

もうちょっとかーと思ったら、先生が麻酔使っときましょうと言ったらしく麻酔の準備に。

麻酔かけた状態で陣痛がどうなるのか見るとか

麻酔が効くまでタイムラグがあるのがつらい
ちょっと軽減されたら眠くなってきた

9:50

効きが悪いので麻酔追加。
麻酔切れる時がこわい…
子宮口が開かなかったり子供が降りて来ないと麻酔切って進めるらしい…

10:30

麻酔の効きが左右で違うからチューブの長さを調整

11:00

内診 子宮口6センチ、中もめちゃ柔らかくなってるから目指せ今日の午後の遅い時間!らしい
これから陣痛が強くなるけどその場合は麻酔足してもらえるみたい。

右の効きが悪い
左は痺れるくらい麻酔きいてる

麻酔と点滴してるので動けず暇
コロナで面会謝絶だし1人だし…

11:50

内診
子宮口7.8センチ いい感じ

時々右脇腹が痛むんだけど麻酔追加ってほどでもないような気がして…

子宮口10センチ空いて赤ちゃんの準備ができたら出産……
もうすぐなの?実感は全くなく

12:15

麻酔追加
熱出てきた。麻酔のせい。人によってはかなり高熱が出る人もいるらしい。

まだ右腹痛い。

12:35

麻酔追加
麻酔なかったらどんだけ痛いのか…

12:45

麻酔で色々麻痺してるけどちょっと降りてきてるかも…??
痛い

13:05

麻酔追加
痛い
なんか左右で効き目がちがって左は全く痛くないけど右は普通に痛い。生理痛の強いやつみたいな。

13:35

産科部長の先生(担当医ではない)に背中の麻酔チューブ入れ直してもらった
右脇腹が痛くない!流石副医院長!
しかし麻酔入れすぎなのか左足動かせず。

(ちなみにこの麻酔追加、2年後の次子妊娠時に医師に話したら、私が側湾症(背骨が曲がってる)なのでその影響かもとのこと。

側湾症も重いものではなく、どこか痛いとか治療してるとかもないし、日常で意識しないレベルだったので驚き。)

14:35

寝てた。のんきなものである。
子宮口全開
後は赤ちゃんが降りてくるのを待つだけ
1.2時間程度と言われる。

ちなみにここまで暇なので妹や夫とLINEしつつ過ごしてた。麻酔が入ってないと無理だったと思う。

14:39

1.2時間かーと思ってたら急に分娩室移動に
マスクとメガネをつけたまま…

(マスクつけたままですか?って聞いたらそうだって言われた)

分娩室到着。ドラマとかでよく見る点眼みたいなライトが上にある手術室みたいな意外と広い、ちょっとしたホール。
痛みがないせいか現実感皆無。
ベッドのまま運ばれてきたけど分娩台に横付けされて移動は自力だった。

 

助産師さんたちにいきみかたを教えてもらい何回か練習。どうも先生が来る前に産んじゃダメっぽい。
担当医到着。本番開始。
数度いきむ。やり方は助産師さんたちが教えてくれる。なんかタイミングよくボタン押す感じのゲームみたいで若干苦手でテンパっていた。
あと腹を結構押される(押し返してください的な)

そもそも痛みがないので現実感がうすく、先生しか知ってる人もいないので一人称視点で進むVRゲームのようだった。
マスク上から酸素マスクをされる。矛盾を感じる。

14:55

泣き声が聞こえて赤ちゃん生まれる!元気な男の子です!
粘液まみれの灰色のヒト型が股からズルっと出てきた。
正直出てきた感触はないので(麻酔スゴイ)
ベッド下に仕込んでたと言われても不思議ではない。こちらに完成品の赤ちゃんが!
とりあえずおめでとうございます!って何回も言われてるのでありがとうございます…ありがとうございます…みたいに返す。
その間に股を先生に縫われる。

 

スムーズなお産だったらしい。
出血量も会陰切開もそこまでひどくなく軽〜中程度
赤ちゃんはお産の最中も心拍が弱くならず元気だったけどへその緒が結構きつく二重に首に巻きついてたらしい。これで臍の緒が弱めだと心拍弱ってしまったりして大変だとか。

 

赤ちゃんは一旦チェックのためどこかへ連れて行かれ…わたしはまた移動ベッドに移って部屋に戻る

15:14

分娩準備室に戻る

15:24

赤ちゃんが部屋に来る
体が拭かれて?灰色じゃなくなってた
帽子とベビー服みたいなのを着てて小人(妖精さん)さんみたいだった
そこで多分5分とか10分とか写真撮ったり触れ合ったり。旦那にビデオ通話したり。

16:30

麻酔が切れていき、会陰切開した股が燃えるように熱い、尻が痛い。

このへんだったか大部屋に移動。私は新館の大部屋を選択。

18:30

一応夕食が出たけど痛くてそれどこじゃない。
しかし食事を取らないと薬が飲めない

食べたけど座ってるのが痛くてちょっと残しちゃった。

20:00

歩行とトイレの訓練。貧血気味でフラフラ…

22:00

初回授乳。
もう少し遅い時間までお産がかかって場合次の日になるらしい。しかしハードすぎない?当日さっき産んだのにもう授乳…
満身創痍の体を引きずり下の階の新生児室へ。

一通り説明受けるもあまり入ってこず…

初日でも母乳出たんだけどベビーもちょっと吸ってすぐ飽きてた。

新生児室には円座クッションがたくさんある。助かる。

股がすごい痛いけど赤ちゃんにおっぱい吸われてるとなんか幸せ〜頑張ろう〜ってなる、これが幸せホルモンなのか。

22:30

消灯。長い1日だった。

寝る前に処方されたロキソニン飲んだけどあまり効かず…

 

入院3日目〜退院までの雑感はこちら

東京衛生病院での計画無痛分娩1日目(2020年/初産)

2人目出産前に振り返っておこう記録

 

2020年の初夏。もう既にコロナ禍。

一番最初の緊急事態宣言が明けた後、まだワクチン接種も始まる前。

病院も厳戒体制だったし、今よりわかってないことも多かった分、なんかもう空気が重かったのを覚えている。

 

ちなみに計画無痛分娩を選択したのはビビリなので痛いのが怖いから!痛いの嫌だから!

ただビビリなのと体質は関係ないので、家系的に私は多分痛みに強い方なんじゃないのかなって気はしてる。

 

東京衛生アドベンチスト病院を選んだのは無痛の実績、安全性とギリ高齢出産になるので総合病院の方がいいかなっていうのと、とはいえNICUあるとこほど高額なのはちょっと…というのと通える距離というバランスを見て選択。

入院1日目(翌日計画出産)

15:30

計画無痛で予定通りの日に東京衛生アドベンチスト病院に入院。

元々最終の検診で子宮口2センチ空いてて中も柔らかくなってるいい感じって言われてた

コロナ禍で旦那は立会い出産も面会も禁止だし親類も誰も上京できないし天気も悪いし行きのタクシーで不安で泣きそうだった。

(入院受付までは旦那に同行してもらい手伝ってもらえた)

 

入院してからは分娩準備室という個室に移動して着替えて…と淡々とスムーズかつシステマチックに物事が進んでいった。

 

まず助産師さんに利き手と逆の手に点滴を入れてもらうが失敗され結構出血🩸
代わりにベテラン?助産師さんが利き手に点滴してくれて成功。

このせいでこの日血圧測る時、(上腕を圧迫するので)毎回失敗した点滴跡が痛かった

 

担当医登場で硬膜外麻酔。

体を丸めて背中から入れるからタイミングがわからずビクってなったけど(動いちゃダメなんだけど…)この時点では難なく成功。

 

17:00

麻酔効いたところでミニメトロ挿入
痛くないし入ってるかもよくわからない
胎動があるとなんか体内にあるかなー?ってかんじ

麻酔切れた後にトイレ行ったら股から棒が出ててびびった

風船だけ体内に入れて後は出てるスタイル。言っといてほしい

ミニメトロ入れても特に様子に変化なしで痛みとか陣痛は来なかった。

 

18:20 夕食

食事は聞いてはいたけどメニュー的にも味的にもテンションが上がるものではなかったな…

あと抗生剤とか下剤とかを処方される
妊娠出産て体験版介護みたいなとこある…

 

ずっとNSTつけてたけど赤ちゃんは元気だった。

しかしNSTの鼓動音と賛美歌の流れる分娩準備室に1人でいると召されそうになってくる…

お腹の張りもないみたい。赤ちゃんも明日産まれるなんて思ってないだろうし、まだ促進剤とか入れてないからだろうけど私も全然明日産む感ない。

 

22:00

NST終了。消灯。

眠剤もらって飲むけどそこまで眠くならない

点滴も麻酔も繋いでないだけでそのまま針とかチューブが入ったままだから動きがギクシャクして寝づらい。

背中に麻酔チューブ入ってるので仰向けになると当たって痛い。

と言いつつなんだかんだ気づいたら寝てた。

 

そういえば病院のWi-Fiには繋げたけど、持ってきた携帯の充電アダプタが死んでて困った。ちゃんとテストしとかないとダメだね(旦那に翌日差し入れしてもらった。総合受付で渡してもらった)

 

2日目(いよいよ出産)に続く!