東京衛生病院での計画無痛分娩3日目〜退院まで(2020年/初産)
東京衛生アドベンチスト病院での出産記録3。
初産なので1日目に入院、2日目に出産。そして出産日を0日として5日後問題なければ退院。
スケジュール的にはそんな感じ。
赤ちゃんの様子
最初赤ちゃんがよく吐いてしまい(初期嘔吐)しばらく新生児室隣のナースステーションにいて、心配してたけど数日したら問題ないってことで新生児室に移動になった。
授乳
1日の中でスケジュールが組まれてる。しんどければパスできる。一回メンタルダメすぎてパスした。
後半は赤ちゃんが起きた時間に連絡が来て行くかどうか選べる。こちらで起こすより赤ちゃんのタイミングの方が機嫌良く授乳できそうなので向かってた。早朝とかに寝てると呼ばれ、ボケた頭で授乳に行く。
母乳とか混合とかそこまでこだわりはなかったけど、入院してる間はプロの母乳外来?の助産師さんがいてくれるのでなんとか両乳で授乳できるようになるよう色々指導してもらった。
赤ちゃん結構マイペースだし、私もあげるのが下手な上、赤ちゃんも飲むのが下手でうまく噛み合わなくて皆スムーズに終わってくのに授乳室居残りみたいになっていくと焦ってしまったりして、メンタルに良くなかった…
食欲
食欲はあるのになんかずっと気持ち悪いの何だろうと思ってたら毎食後に処方されてる薬の副作用の吐き気だった。
ロキソニン始めかなりの量の薬を処方され飲むことになる。
出産翌日に祝膳が出たけど吐き気のせいであまり食べられなかった
痛み
とにかく股が痛い。
会陰切開跡が座ると痛いのと筋肉痛みたいな胸の痛みと悪露のハーモニーと戦っていた。
会陰切開した傷のせいで円座クッションがないとちゃんと座れなくて辛かった。帰りのタクシーでも上手く座れなかった。
しかし出産日の翌日、先生に眠れたなら大丈夫と言われる。確かに後々大部屋に来た人は夜中ナースコールして痛くて眠れないって言って薬追加でもらってたりしてなるほどーみたいな。
泣くと体が痛くなり、授乳が上手くいくと体が軽くなる感じもあった。メンタルの影響も大きい。
産後メンタル
タイミング悪く、出産連絡をしたら子どもの頃からとても良くしてもらってた親戚が亡くなったという連絡を受け号泣。
産後メンタルなのか単純に親戚が亡くなったのが悲しいのか毎日泣いていた。
仕方ないんだけど知り合いとかにも全然会えないしコロナ禍で他の妊婦さんとも会話できないし、意思疎通できない赤ちゃんのお世話しかできなくて(それもそんなに上手くいかず)
早くも育児疲れみたいなメンタルだった。
身内と電話しては延々泣いていた。
空き時間はとにかく睡眠
しんどい身体なのに授乳スケジュールはハードで空いた時間は疲れて寝ていた。
この時役だったのは主人が持ってきてくれたアイマスク+耳栓で、大部屋なので勝手に電気消して暗くできないし、これがあることで日中よく眠れた。
あと皆身体ダメージが酷く疲れてるのもあって夜、女性でも結構なイビキをかく人や夜中にナースコール、呼び出しの声とか聞こえるので耳栓も必須。
デザートビュッフェ
唯一の楽しみかつ自分が人間の女性だと思い出させてくれる場所。妊婦さんだけ利用可なんだけどソーシャルディスタンスで会話不可なのでまあまあの人数のパジャマの女性が黙食する不思議空間。
子供の世話は乳が出る出ない搾乳やるみたいな家畜の気分になってくるし人と会話できないからマジここだけ人のエリア…✨
私が焼き菓子が好きなのもあるし、他の食事があまりにヴィーガン食すぎて味気ないのもあってほんとオアシス…
でも部屋に持ち帰りは禁止だった。
これがあるので家から持ち込んだお菓子はほぼ食べる機会がなかった。
部屋(新館大部屋)
入院前に同じ病院で出産した人のブログ等を読んで差額5000円のこちらがよく勧められていたので選択。
大部屋と言っても各個人スペースは広々としてるし、カーテン締切だし、面会も許可されてない時だったので妊婦さん以外は誰もやってくることなく、基本静かで特に不自由なく過ごせた。
まあ前項目の通り、アイマスクと耳栓は必須だとは思うけど。
一部屋4人だったけど入れ替わりもあり、自分1人だけのタイミングもあった。
コロナ禍の病室は人の気配が薄くてメンタルよわよわになっていた私は逆に寂しささえ感じた。
退院
何も考えず日曜退院にしてしまったけど日曜退院はおすすめできない。できれば平日退院のスケジュールで組んだ方がいいと思う。
担当の先生は土日いないから最終の健診や抜糸が早まるし、精算機が空いてる時間も限られるしスタッフも手薄になってしまう。
退院までには大分回復したと思ってたけど迎えに来てくれた主人と並んで歩いたらすごいしんどくてまだまだ回復してないんたなと思い知らされた